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『ザ・トラベルナース シリーズ2』レビュー:岡田将生×中井貴一の痛快医療ドラマが2024年秋を席巻!【木曜ドラマ】

2025/06/26

ドラマレビュー

ザ・トラベルナース 2024年

2024年10月期のテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された『ザ・トラベルナース シリーズ2』は、2022年の人気作の続編で、岡田将生と中井貴一が再びタッグを組んだ痛快医療ヒューマンドラマ。脚本は『ドクターX』の生みの親・中園ミホが担当し、患者ファーストを貫くナースコンビが医療界に革命を起こす。Filmarksで平均3.9点(1,200件)、Xで「#ザ・トラベルナース」がトレンド入りし、歩と静のコンビ最高最終回の笑顔に癒されたと反響。最終話は視聴率11.8%を記録。この記事では、全話の魅力、見どころ、視聴方法を徹底解説!「ザ・トラベルナース 2024 レビュー」で検索したあなたに、熱い医療ドラマの感動をお届けします。

1. ドラマ『ザ・トラベルナース シリーズ2』の基本情報

項目詳細
放送期間2024年10月17日~12月19日 
2024年秋ドラマ
放送局テレビ朝日系「木曜ドラマ」
(毎週木曜21:00~21:54)
原作オリジナル(脚本:中園ミホ)
脚本中園ミホ
主演岡田将生(那須田歩役)、中井貴一(九鬼静役)
主要キャスト山崎育三郎、森田望智、野呂佳代、池谷のぶえ、
渡辺大知、松本大輝、キム・ヒョンユル、風間俊介、
内藤剛志、マキタスポーツ、安達祐実、浅田美代子、寺島しのぶ
主題歌斉藤和義「泣くなグローリームーン」
公式サイトテレビ朝日公式
配信TELASA、U-NEXT、Amazon Prime Video

2022年の前作に続くオリジナル医療ドラマ。ナースプラクティショナーの那須田歩とスーパーナースの九鬼静が、西東京総合病院で新たな挑戦に挑む。TELASAで全話配信中。

3. 見どころ:医療改革と人間ドラマ

(1) 患者ファーストの痛快さ

『ザ・トラベルナース』続編でもっとも痛快だったのは、主人公・那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)が、既存の医療体制に真っ向から挑み、患者ファーストを貫いていく姿勢でした。特に第1話、小田黒院長との対峙シーンは、「よくぞ言ってくれた!」という声がX上でも多く上がり、視聴者の溜飲を下げる展開に。
医療ドラマにありがちな権力構造や事なかれ主義に流されず、患者の命と心を最優先に考える彼らの姿勢は、まさに新時代の医療像を提示してくれているように感じました。私自身も、現場の声を無視したルールよりも、一人ひとりの命と向き合うことが大切だというメッセージに強く共感し、ドラマを観るたびに胸が熱くなりました。

(2) 働き方改革との葛藤

続編では、単なる医療の理想論にとどまらず、現実の働き方改革にも鋭く切り込んでいるのが印象的でした。医師やナースの労働時間の制限、過重労働、業務分担など、医療現場の見過ごされがちな問題が丁寧に描かれています。
特に第6話で描かれた、森田望智演じる若手ナース・優寿の許されない行為は、働き方改革の理想と現場の現実のズレを浮き彫りにしました。何が正解かわからないでも目の前の命を見捨てたくない――そんな葛藤が痛いほど伝わってきて、深く考えさせられました。個人的には、理想論では語れない医療の現場を、ドラマがリアルに描いてくれたことに大きな意味を感じました。

(3) 新キャストの魅力

今作では、新キャストの投入によってドラマの空気感に新たな風が吹き込まれたのも大きなポイントです。山崎育三郎が演じる美しき敵・病院院長は、冷静沈着で腹黒さをにじませながらも、どこか憎めないキャラクター。彼の存在が物語にスリリングな緊張感を与えており、歩や静との駆け引きが見応え抜群でした。
また、森田望智演じる元地下アイドルのナース・優寿の成長ストーリーも見逃せません。最初は戸惑いながらも、現場の厳しさや命の重さに向き合い、次第に看護師としての誇りを得ていく姿には心を打たれました。
第8話で若村麻由美が演じたナースの過去エピソードには、予想以上に心を打たれる感動的なシーンも。新キャラクターたちが単なるスパイスではなく、しっかりと物語の深みを支えていた点が、続編としての完成度を高めていたと思います。

4. キャストの演技:岡田将生と中井貴一の化学反応

岡田将生(那須田歩役)

岡田将生さんが演じる那須田歩は、続編でも変わらず熱血ナース魂を全開にしており、そのエネルギッシュな演技が視聴者の心を掴みました。特に第7話で訴訟問題に直面し、看護師としての信念と現実とのはざまで苦しむ姿は、彼の演技力の高さを存分に感じさせてくれました。
確かに一部ではちょっと熱すぎるとの声もあったようですが、個人的にはその過剰さこそが歩の魅力だと感じます。感情を爆発させるシーンで見せる岡田さんの目力や声の張りには、感情が自然に伝わってくる演技で、毎回心に残りました。

中井貴一(九鬼静役)

中井貴一さんが演じる九鬼静は、クールで知的、それでいて誰よりも看護の本質を理解しているスーパーナースとして、今回も圧倒的な存在感を放っていました。
最終話で見せた笑顔の別れは、その演技の集大成とも言える名場面。口数少ない九鬼が、静かに、でも確かな想いを込めて去っていく姿に、多くの視聴者が涙したのではないでしょうか。
私自身も、静の背中が語るプロフェッショナルとは何かに圧倒されました。中井さんの台詞に頼らない演技が、静というキャラクターを神秘的かつリアルな存在に仕立て上げていたと感じます。

脇役の輝き

『ザ・トラベルナース』続編を語る上で、脇役陣の貢献は欠かせません。森田望智さん演じる優寿の初々しさと真っ直ぐさは、若手ナースとしてのリアリティを感じさせ、視聴者から応援したくなる!という声が多数上がっていました。
また、山崎育三郎さんの院長役は、表情ひとつで裏の顔を漂わせる演技が光り、こんな上司いそうと思わせる絶妙な腹黒さが印象的でした。
内藤剛志さんの小田黒は、憎らしいけれど妙に愛着が湧くキャラクターで、彼の芝居が生む緊張と緩和のバランスが秀逸。
さらに、寺島しのぶさん、安達祐実さん、野呂佳代さんといった前作からの続投メンバーも、各々の持ち味を活かした安定感のある演技で、作品全体に深みと連続性をもたらしていました。
個人的には、この脇役たちが支える群像劇としての温かみが、今作の一番の魅力だったとすら感じています。

5. 感想:賛否両論の全9話

『ザ・トラベルナース』(2024年続編)は、Filmarksで3.9点(1,200件)とまずまずの評価です。Xでは「那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)の掛け合いが最高!」「医療ドラマの新境地!」と絶賛する声が目立ちましたが、「誇張しすぎ」「リアリティがない」との批判もあり、評価は真っ二つに分かれました。医療ドラマらしからぬエンタメ路線を好むかどうかで、好き嫌いが分かれる作品だと感じます。
私自身は、このシリーズが持つユニークさと熱量を素直に楽しめました。とくに「型破りなナースが活躍する」設定が斬新で、定型的な医療ドラマに飽きた人にはとても刺激的です。

序盤(1~3話)

ニューヨークから帰国した那須田歩と九鬼静の再会からスタート。第1話の応急処置シーンはリアルさと緊迫感があり、ハラハラしながら引き込まれたと好評です。2人のセリフの応酬もキレがよく、視聴者のテンションを一気に上げてくれました。ただ、テンポの速さや誇張された演出に「ちょっとついていけない」という声もありましたが、個人的にはこのスピード感がドラマ全体のエネルギーを高めていたように感じました。

中盤(4~6話)

医療現場の人間関係に踏み込んだテーマが印象的でした。新しく登場したナース・パク・イジュン(キム・ヒョンユル)との絡みや、いじめ問題、医療ミスなどが描かれ、現場のリアルな空気感が少しずつ滲んできます。第5話で取り上げられた体制や上下関係のしがらみは、「これはどこの職場にもある問題」と共感を呼びました。コミカルでありながら、痛みや悔しさに寄り添う姿勢に胸を打たれました。

終盤(7~9話)

訴訟危機や薬師丸院長(山崎育三郎)の改革が病院を揺さぶります。特に第8話で明かされる元院長・大田黒勝一(内藤剛志)の過去には「涙なしには見られない」と反響がありました。一方で、さまざまな要素が一気に畳み掛けられたことで「詰め込みすぎでは?」という声もありましたが、私はむしろこの詰め込み感こそが“最終章にふさわしい熱量”だと感じました。最終回で描かれた「笑顔の選択」というテーマも素敵で、後味の良い感動が残りました。

個人的には、那須田歩と九鬼静という真逆な性格の2人が、お互いを尊重し合いながら成長していく関係性に強く惹かれました。特に九鬼の“ぶっきらぼうだけど熱い心”と、那須田の“柔らかさと芯の強さ”がうまく噛み合い、理想の医療チーム像としても映りました。脚本の中園ミホさんは、患者の命と向き合う重みを忘れず、しかしそれを説教臭くなく、ドラマチックに描く力に長けていると思います。
医療現場のリアリティを求めると物足りないかもしれませんが、「こんな風に働けたらいいな」と思わせてくれる理想の物語として、多くの人に届けたい作品でした。

6. 視聴方法:見逃し配信やサブスク情報

2025年7月時点の視聴方法は以下:

  • TELASA: 全話見放題(月額618円~、15日間無料トライアルあり)。
  • U-NEXT: 全話見放題(月額2,189円、31日間無料トライアルあり)。
  • Amazon Prime Video: レンタル配信中(月額600円、30日間無料体験あり)。

TELASAではシリーズ1・2がまとめて視聴できるので、初めての方にもおすすめです。

7. 関連作品:似たテイストの医療ドラマ

『ザ・トラベルナース』の雰囲気が好きな方におすすめ:

  • 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日): 中園ミホの痛快医療ドラマ。
  • 『コード・ブルー』(フジテレビ): 医療現場のリアルな葛藤。
  • 『アンナチュラル』(TBS): 医療と人間ドラマの融合。

🏥 命と向き合う、笑顔と涙の医療ドラマ特集

💡現場のリアルと、人の温かさ。
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8. まとめ:2024年秋の痛快名作

『ザ・トラベルナース シリーズ2』は、岡田将生と中井貴一が織りなす痛快医療ドラマ。患者ファーストの信念と人間ドラマがスカッとすると話題。Filmarks3.9点や笑顔で締めるの声が示す通り、2024年秋の名作。
📺 今すぐ見逃し配信をチェックして、あなたも“歩と静”の世界をもう一度体験してみてください。


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🖋この記事を書いた人:AKIRA

本記事は、日本ドラマ・韓国ドラマを年間100本以上視聴するブロガー・AKIRAが執筆。
心に残ったドラマや作品の人物描写を深掘りしながら、独自の視点でレビューしています。

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