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『春になったら』レビュー:木梨憲武&奈緒の親子愛に涙!2024年月9の感動作【2024年冬ドラマ月9】

2025/06/07

ドラマレビュー

春になったら 2024年

2024年1月期のフジテレビ月9ドラマ『春になったら』は、木梨憲武さんと奈緒さんが初共演で贈る、親子愛と人生の再スタートを描いたハートフルコメディ。余命3か月の父・瞳と、結婚を控える娘・椎名瞳の3か月後の未来を巡る物語が、視聴者の心を掴みました。Filmarksで平均4.3点(2,108件)、Xで「#春になったら」が放送期間中にトレンド入りし、「泣ける」「家族の大切さを思い出した」と大反響。この記事では、全話の魅力、見どころ、視聴方法を徹底解説!「春になったら 2024 レビュー」で検索したあなたに、ドラマの感動をお届けします。

1. ドラマ『春になったら』の基本情報

項目詳細
放送期間2024年1月15日~3月25日
2024年冬ドラマ
放送局フジテレビ系「月9」
(毎週月曜21:00)
脚本福田靖
主演奈緒(椎名瞳役)、木梨憲武(椎名雅彦役)
主要キャスト深澤辰哉、見上愛、石塚陸翔、西垣匠、
影山優佳、矢柴俊博、光石研、橋本マナミ、
筒井真理子、小林聡美、濱田岳 ほか
主題歌福山雅治「ひとみ」
公式サイトフジテレビ公式
配信U-NEXT、FOD、Netflix、prime video 他

平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ、関東地区)と月9らしい人気を誇り、FODでの見逃し配信は累計1,500万再生を突破。2024年4月には特別編がFODで配信され、ファンから続編希望!の声が殺到。

2. あらすじ:余命3か月の父と娘の最後の約束

椎名雅彦(木梨憲武)は、実演販売士。娘・瞳(奈緒)は、結婚を控える助産師。ある日、雅彦が末期がんによる余命3か月の宣告を受け、瞳に「3か月後に死ぬ」と告げる。ショックを受けた瞳は、父との残された時間を大切にしようと、雅彦の死ぬまでにやりたいことリストを一緒に叶えていく。結婚を控える婚約者・川上一馬(濱田岳)や、雅彦の姉・神尾まき(筒井真理子)も巻き込み、笑いと涙の3か月が始まる。父と娘の絆、そして人生の再発見を描いたハートフルな物語です。

3. 見どころ:笑いと涙の絶妙なバランス

(1) 親子愛のリアルな描写

本作の最大の魅力は、なんといっても親子愛のリアルさにあります。父・雅彦と娘・瞳が、余命3か月という限られた時間のなかで、言葉にしきれない想いをすれ違いながらも交わしていく姿には、何度も胸を打たれました。
特に印象的だったのは、第3話のやりたいことリストに挑戦するシーン。木梨憲武さんのユーモラスな演技が、涙腺を刺激しすぎない絶妙なバランスで、視聴者に笑いと感動を同時に届けてくれます。一方、奈緒さんは、父に対する複雑な感情を繊細に表現し、娘としての戸惑いや愛情がリアルに胸に迫ってきました。
私自身も父との関係を思い出し、素直になれる時間って、本当に大切なんだなとしみじみ感じさせられました。SNSでも「泣き笑いできるドラマ」「親に連絡したくなった」という声が多数寄せられています。

(2) 木梨憲武のお笑い魂

木梨憲武さんの芸人魂が、シリアスな物語に軽やかさと温もりを与えています。彼が演じる雅彦は、実演販売士。人生を諦めきれない一人の人間として、強く生きようとする姿が印象的です。
私が特に好きなのは、アドリブと思われる自然な笑いのシーン。観ている側もつい吹き出してしまう場面が随所にあり、笑いが涙を和らげてくれるという作品のメッセージが伝わってきます。とんねるず世代の私にとっては、懐かしさと新鮮さの両方を感じさせてくれる特別な演技でした。

(3) 脇役陣の温かい存在感

本作が心に残るのは、主役だけでなく脇を固めるキャラクターたちが本当に魅力的だからだと感じます。深澤辰哉さんが演じる瞳の婚約者・一馬は、誠実で柔らかい存在感が光っており、物語に安心感を与えています。
筒井真理子の演じる雅彦の姉・まきも、クールな中に優しさを秘めた演技で、離れていても家族であることを感じさせてくれます。そして深澤辰哉さん演じる雅彦の親友・岸の存在が、視聴者にとっての笑いの緩衝材でありながら、親友としての信頼関係を描く重要な役割を果たしています。
中でも、医師役の光石研さんはまさに名脇役。淡々とした診察の中にも患者を思いやる気持ちがにじみ出ていて、視聴者からは「登場するだけで泣きそうになる」との声も。脇役一人ひとりがドラマに温もりを添えていて、群像劇としての完成度も非常に高いです。

4. キャストの演技:木梨憲武&奈緒の化学反応

木梨憲武(椎名雅彦役)

木梨さんの月9初主演というニュースを聞いたときは、正直驚きました。しかし実際に観てみると、そのキャリアの厚みと表現力の豊かさに圧倒されました。
雅彦というキャラクターは、芸人としては冴えないけれど、父としてはどこか愛らしい。その両面を、木梨さんは自然体で演じていて、ユーモアと哀愁が絶妙に同居しているのです。特に、余命を受け止めながらも瞳の幸せを願い、精一杯生きようとする姿にこんな父親になりたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
ネット上でも「木梨憲武、俳優として再評価すべき」「泣けるのに笑える。こんな役をもっと観たい」という声が多数。まさに新境地を開いたと言っても過言ではありません。

奈緒(椎名瞳役)

奈緒さんの演技は、どの作品でも自然体で心に残りますが、本作では特にとしての表情がとても丁寧に描かれていたと感じました。
瞳は、父の余命を知って動揺しながらも、自分の人生と向き合おうとする人物。奈緒さんは、その揺れる感情を目線や呼吸、間の取り方で丁寧に演じ分けており、無理に泣かせようとしないからこそ泣ける演技を見せてくれました。
特に第7話での父との対話シーンは、涙を流す姿に胸を締め付けられました。「奈緒の涙にやられた」とSNSで話題になるのも納得です。感情を爆発させるのではなく、じんわりとにじませるような表現力が彼女の魅力。今後の活躍にも大いに期待したいです。

脇役の輝き

脇役たちのバランスの良さも、このドラマの魅力のひとつ。濱田岳さんは、派手さを抑えた婚約者役で、実直なキャラクターを丁寧に表現。多くの視聴者から「好感度が高い」「リアルにこんな人と結婚したい」と支持を集めました。
小林聡美さん、光石研さんといったベテラン勢の落ち着いた演技も秀逸。彼らが演じることで、物語に人生の深みが加わり、全体の空気感に安定感を与えてくれています。
さらに、深澤辰哉さん、見上愛さんや石塚陸翔さんなど若手のキャストも、役に真摯に向き合っているのが伝わり、今後の飛躍を感じさせる存在感でした。主要キャストだけでなく、すべての出演者が自分の役割を丁寧に果たしているからこそ、ドラマ全体が温かくまとまっているのだと思います。

5. 感想:心温まる全10話

『春になったら』は、人生の終わりと始まりが交差する、静かで温かな時間を描いたドラマでした。Filmarksでは4.3点(2,108件)という高評価を記録し、「家族で観たいドラマNo.1」とSNSでも多くの共感の声が上がったのも納得です。派手な演出やサスペンスのない穏やかな物語ながら、日常の中にあるかけがえのなさや、家族との時間の尊さを改めて思い出させてくれる作品でした。ここではネタバレを避けつつ、全体の印象を私自身の視聴体験とともに振り返ってみたいと思います。

序盤(1~3話)

余命3か月を宣告された父・雅彦と、結婚を控えた娘・瞳のぎこちない関係性に、思わず感情移入してしまいました。親子なのに、どうして素直に言葉を交わせないのか。私自身も、家族との距離感に悩んだ経験があるからこそ、二人のすれ違いに胸が痛みました。特に第2話の伊豆の海で、カメラをセッティングしている娘に、父・雅彦が本音を話すシーンでは、照れくささの中ににじむ愛情に思わず涙が滲みました。悲しい話になるかと思いきや、意外にもクスッと笑える場面が多く、会話の間や空気感がとてもリアルで、すんなりと物語に引き込まれていきました。

中盤(4~7話)

やりたいことリスト」を実現していく日々が描かれ、まさに生きることの豊かさを再認識させてくれるパートでした。回を重ねるごとに、親子の関係だけでなく、周囲の人々の温もりもじわじわと伝わってきて、ドラマの世界そのものがに向かってやさしく開いていくような感覚になりました。特に第6話のホームパーティーのシーンでは、仲間たちに囲まれて過ごす時間が、どれほどかけがえのないものかを実感。誰かと同じ空間で笑えること料理を囲んで語り合うこと──それは、つい当たり前だと思ってしまいがちだけど、実はすごく尊い奇跡なんだと、強く心に残りました。静かな喜びがあふれる描写に、観ているこちらも穏やかな気持ちにさせられました。

終盤(8~10話)

瞳の結婚、そして雅彦が迎えるそのときに向けて、物語が静かに、でも確かに深まっていきます。日常の中に少しずつ訪れるお別れの気配が切なくもあり、でもどこか温かく包まれているのが印象的でした。特に、最終話で発せられる「春になったら」というセリフは、季節の巡りと人生の儚さを重ね合わせながら、終わりの先にある希望をやさしく示していました。見終わった直後、私はしばらく言葉が出ませんでした。画面の中の時間が止まったように感じて、でも自分の中では何かが確かに動いていた。何気ない日常こそが一番の贈り物だったということに、ようやく気づかされたような気がします。

全体を通して、この作品が問いかけていたのはあなたは、今日という日をどう生きるか?ということだったと思います。死を題材にしながら、決して重すぎず、むしろ優しさと希望にあふれていたのが本作の魅力です。木梨憲武さんと奈緒さんの本物の親子に見えるケミストリーも抜群で、感情のひだを丁寧に表現する演技が光っていました。それぞれが背負うものは違っていても、今この瞬間を大切にしたいと心から思わせてくれるドラマでした。2024年冬ドラマの中で、もっとも“生きる”ことに真摯に向き合った名作だったと、私は迷いなく断言できます。

6. 視聴方法:見逃し配信やサブスク情報

2025年6月時点で『春になったら』を視聴できる主な動画配信サービスは以下の通りです:

  • U-NEXT:全話見放題。初回登録で無料トライアルあり。
  • FODプレミアム:全話+特別編を配信中。初回2週間の無料期間あり。
  • Netflix:全話視聴可能。無料トライアルはなし。
  • Prime Video:レンタルまたは購入で視聴可能(時期により変動)。

どのサービスも、利用状況や目的に合わせて選べるのが魅力です。春の訪れのように静かで優しい10話を、ご自身のペースでゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

7. 関連作品:似たテイストの感動作おすすめ

『春になったら』の雰囲気が好きな方におすすめ:

  • 『とんび』(NHK): 親子の絆を描いた感涙必至の名作。
  • 『ロングバケーション』(フジテレビ): 月9のクラシックなハートフルドラマ。
  • 『東京ラブストーリー』(フジテレビ): 恋と人生の再スタートに響く名作。

8. まとめ:2024年冬の名作ドラマ!

『春になったら』は、木梨憲武と奈緒の親子愛が織りなす、笑いと涙のハートフルコメディ。家族の大切さや今を生きることを教えてくれる、2024年冬の月9を代表する名作です。Filmarksの4.3点やXの熱い反応も納得!あなたはこのドラマのどのシーンが好きでしたか?次回のドラマレビューもお楽しみに。


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🖋この記事を書いた人:AKIRA

本記事は、日本ドラマ・韓国ドラマを年間100本以上視聴するブロガー・AKIRAが執筆。
心に残ったドラマや作品の人物描写を深掘りしながら、独自の視点でレビューしています。

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